猫背がひどくなる前に(1)
あなたの猫背、どんどんひどくなっていませんか?
デスクワークでPC作業がずっと続いていると、どうしても身体が丸くなってきてしまいますよね。
骨盤が後ろに倒れて、背中が丸まって、肩が内に入って、顎や首が前にでてしまう。
そのような生活を続けていると、いわゆる猫背姿勢になってしまい様々なデメリットが忍び足で近づいてきます。
昔と違う鏡に映る自分の姿勢。
以前より首や肩がこりやすい。
頭痛がよく出るようになった。
呼吸がしにくい等々などなど。
猫背を引き起こすインナーマッスル「小胸筋」
赤い丸で囲まれた、肩甲骨の烏口突起からはじまり肋骨に付着している筋肉が小胸筋です。
インナーマッスルは「姿勢保持筋」とも呼ばれています。
「姿勢保持筋」である小胸筋ですが、デスクワークなどで体を丸め肩を内にいれながらの作業が長く続くと、短く縮んでしまい巻き肩の大きな原因になります。
また、肩から腕にのびる動脈や神経が短く縮んだ小胸筋に圧迫されて腕や手がしびれたり、力が入らなくなる胸郭出口症候群という疾患にかかってしまうリスクも上がってしまいます。
小胸筋のストレッチ方法
1 肘を肩の高さまで上げ、手の平と前腕を壁にくっつけます。
2 壁に腕をつけたまま胸にストレッチを感じるまで体を前にひねっていきます。
3 胸にストレッチを感じながら20秒キープ、これを左右2~3セット行います。
まずは初めの一歩
仕事の合間、お風呂からでた後、寝る前などのすきま時間に続けてみてください。すぐに効果を実感できないかもしれませんが、続けていれば必ず変化を感じることができるはずです。