腸脛靭帯炎の施術録
腸脛靭帯炎(ランナーズニー)
以前施術させていただいた膝の痛みに対する治療についてかきます。
お客様は30代前半の男性で、仕事帰りに趣味でスポーツジムにてランニングをしています。走る距離は5キロ〜10キロ。週に3回程度。
以前から走っているときに右膝の外側に痛みがあったそう。現在は痛みが強くなり、走ることがつらくなってきたため、当院リボケアにご連絡いただき施術させていただきました。
よくランニングされていることや、動いている最中、膝の外側(大腿骨の外側上顆)に痛みがでることから腸脛靭帯炎を疑います。
股関節の柔軟性を左右確認してみると、右股関節の動き(特に股関節を曲げる動き)が左に比べて悪いようです。
次に膝を90°曲げた状態から、膝の外側にある骨の2~3㎝上(大腿骨外側上顆と腸脛靭帯の接触部)を指で押さえ、膝を曲げ伸ばをして痛みが再現するかをみます。
これはグラスピングテストといって痛みが再現された場合、腸脛靭帯炎の可能性を示唆します。
グラスピングテストを行ったところ、痛みの再現を確認できたので陽性と判断しました。。
腸脛靭帯炎として施術をすることにします。
うつ伏せでお尻にある大きい筋肉の大殿筋、股関節の前についている大腿筋膜張筋、太ももの前外側についている外側広筋を中心に筋肉を緩めていきます。
最後に仰向けで大殿筋のストレッチ、腸腰筋のリリースをして施術終了(余った時間で全身リラクゼーションも行いました)
1回目の施術後、走る際の痛みはやや残ったものの、2週間に1回ほどの施術を続け、今では痛みなく仕事帰りのランニングを楽しまれています。
腸脛靭帯に連結して過剰に引っ張ってしまう筋肉や、腸脛靭帯の下にある脂肪体を圧迫して痛みを起こしてしまう筋肉を緩めることで、腸脛靭帯にかかる負担を減らす治療が功を奏した感じですね。
膝の痛みはQOLを著しく低下させてしまいます。無理をせずぜひご相談ください。ご自宅まですぐに駆けつけます!
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